～　アジアをまわろう！世界をまわろう！　～

リゾートホテル憧れのブランド、アマンリゾート。ここプーケットにあるアマンプリはアマンリゾート幕開けの記念すべき第一号。

今までのリゾートの常識を覆す、様々な仕掛けがこのリゾートには隠されています。当時人気であった賑やかなビーチとは全く異なり、ただただ静寂さと、濃密なお籠りリゾートを体の芯まで体感できるロケーションをセレクト。アユタヤ様式の建築はタイのお寺がモチーフ。細部にわたって計算しくつされた無駄のない設計。大を良しとせず、スタッフの目が行き届くよう、客室は100も満たない80室。「パヴィリオン」と呼ばれる客室とオーナー制の「ヴィラ」の2種類に分かれ、すべての客室が独立しています。チークやマカ材を使ったシャープなデザイン。100㎡以上ある客室にはタイらしいサラ（東屋）が設けられ、大きめの窓からは自然光が

入るよう計算されていて、部屋にいながらに自然を身近に感じられる構造になっています。オープンしてから30年の時を経ていますが、1年に一回、6月は全館閉めきり徹底的にメンテナンスを行うとのことで、オープン当初の美しさを保っています。客室は森の中の部屋、海が見える部屋、プライベートプールがついたお部屋など様々。2019年には日本人建築家、隈研吾が手掛けたブティック棟も登場。吹き抜けのロビーでは心地よい風受けながら、目の前にアマンプリの象徴ともいえるブラックプールが。ブラックプールと呼ばれているこのプールの色は、実はミッドナイトブルー。当時としては斬新な色づかいで、漆黒のプールの表面には、椰子の木など周囲の景色がまるで鏡のようにプールに映り込むのが印象的です。プールの先にはシックなプールの色と相反するかのような青々とした海が広がります。ホテル内のダイニングは全部で6か所。タイ料理と西洋料理の両方が楽しめるプールサイドの

カジュアルレストラン「The Terrace」、フレッシュパスタやリゾットなどイタリアの伝統料理からインスパイアされたメニューがずらりと並ぶイタリアン料理「Arva」、そのレシピが30年受け継がれている本格タイ料理「Buabok」、和食界で21年のキャリアを持つ料理長の的場圭司氏が監修・責任者の日本料理「Nama」、薪オーブンで焼いた出来立てビザや地中海風サラダ、グリル料理が楽しめる「プールテラス」、メキシコのトルティーヤなどのお酒とともにメキシコ料理が楽しめる「ザ・ラウンジ」など、どのレストランも地元でとれた新鮮な野菜や魚などの食材をふんだんに使用しています。居心地さを追求したリゾートは熱狂的なアマンの

ファンであるアマンジャーキーならずとも、誰もがもう一泊したいと思わずにはいられない極上の空間になっています。アマンの

体験がタイで気軽にできるのはとっても貴重なこと。リゾートを愛する人にはぜひとも泊まっておきたいリゾートホテルです。