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タイ資本の高級ブランドホテルアナンタラが海外に初進出で話題を呼びました。その進出先はモルディブ。4つの小さな島が長い橋でつながっていた珍しいリゾートを買い取りそのうちの3つの島をリゾートとしてオープン。リゾートは大人のみ宿泊可能な

「アナンタラヴェリ」とプライベート感満載の「アナンタラナラドゥ」、そしてこちらの「アナンタラディグ」。ディグは島も

一番大きく施設がそろっていて家族、カップルいずれにもお薦めのリゾートです。通常モルディブでは、宿泊する島のみでの滞在になりますが、ここでは他の島の施設なども共有できるので、複数の島が楽しめるところも魅力です。全てがヴィラタイプの客室はビーチと水上に分けられています。ビーチのお部屋は2019年に改装を終えお部屋を一新。外観はナチュラルな葺き屋根にアイボリーの壁色はホッとできる優しい色合いです。室内には木を多用。明るく可愛らしい色のファブリックは気持ちも上がります。

セミアウトドアの広いバスルームは、大きいバスタブとシャワーブースは屋外と半屋内に2か所。客室からビーチへはすぐですが、外からはすっぽりと緑の木々に覆われていて、絶妙にお部屋を隠してくれているのでプライベート感があります。水上は島の

南側に建てられています。横長にワイドな客室は寝室の高い天井、広いデッキ、海に突き出したバスルームからは素晴らしい海の眺めを楽しめます。ビーチも水上も大人2名＆子供2名の最大4名様まで1室でご宿泊可能です。水上で4名様までは嬉しいですね。

また、お部屋はサンライズ、サンセット、プール付きとに分けられています。プール付きのお部屋は数が少ないのでお早めに。

ホテル内施設はディグとヴェリ両方で利用が可能で、ホテルによってそれぞれ趣が異なります。レストランはディグ側には、実演コーナーもあるビュッフェスタイルのメインレストラン「Fushi Cafe」夜はテーマを変えお食事を提供してくれます。新鮮な魚やロブスター、最高級肉のステーキなどが味わえる「Sea. Fire. Salt.」。レストランには塩のスペシャリストがいて、塩の説明や

食事のアドバイスをくれます。とれたてのシーフードを使った伝統的なイタリア料理が食べれる「Terrazzo」。こちらにはワインのスペシャリストがいて、食事にあったワインをセレクトしてくれます。 ヴェリにはタイ料理レストラン「Baan Hua」,日本料理レストラン「Origami」などがあります。ディグではグリル料理の「Sea. Fire. Salt」ヴェリではタイ料理の「Baan Hua」が人気のようです。スパはディグの方は水上にある「Anantara Spa」、ヴェリは緑に囲まれた個室の多いスパでアナンタラ監修の

「balance Wellness by Anantara」。どちらもタイ上質のスパを受けることができます。ディグとヴェリ間の島の行き来きは、常にボートが運航していてわずか2分で到着できます。モルディブはホテルを選ぶということは島を選ぶことで、基本は他の島との行き来はほとんどしませんが、こちらは常時在中する船でいとも簡単に島同士を行き来ができ、少し退屈したら隣の島を探索に行くことができるのが楽しいです。アナンタラディグの周囲はラグーンが広がっていて、午前中の満潮でもひざ下くらいの水位でかなり遠浅。小さいお子様がいらっしゃるご家族は遊ばせるのも安心ですね。サンライズ側の水上から200ｍほどのところが魚が多いシュノーケルポイント。そこまでも浅瀬なので歩いていくこともできますが、珊瑚を傷つけないよう注意しなければならない上、かなり距離もあるのでご家族には、4番目の島である「GULHI FUSHI ISLAND」に行かれることをお勧めします。この無人島の島はビーチハウスとして利用されていて、ホテルからはボート5分で到着できるプライベートアイランドで、絶好のシュノーケリングスポットです。ダイバーの方にはホテルからドーニ―で5分のところに、全長50 mもの巨大な貨物船があります。　水深18 ～ 30 mと深いので上級ダイバーまたはフリーダイバー向けです。様々な滞在スタイルを楽しめるアナンタラディグは、アクセスもしやすく、アジアリゾートならではの食事の美味しさ、施設の充実度など満足度の高い人気のリゾートです。