～　アジアをまわろう！世界をまわろう！　～

　華麗なる一族による贅を極めた新ラグジュアリーアーバンホテル

　ザ・サイアム　

　バンコクの高級ホテルがひしめき合う川沿いのホテル群の中で、今最も熱い注目を浴びているのがこの『ザ・サイアム』

　ホテルのオーナはタイでも有数の“華麗なる一族”スコソンファミリー。母はジャズシンガー、息子はロックシンガ兼俳優という、

　家柄も知名度もタイでは知る人ぞ知る一族。ホテルの建築デザインはかの有名な「ビル・ベンスリー」に依頼。ホテル建築のファン

　であれば誰もが知る、そうあのアマンを筆頭に数々のリゾートを手掛けてきた、言わずと知れたアジアンリゾートの先駆者による

　もの。アールデコ調のクラッシックにまとめれたホテルは、ファンならずとも誰もが酔いしれる見事な内装。メインレジデンスには

　植物園を思わせるかのような、青々とした巨大な熱帯の植物が配置されていると思えば、ホテルの細部には世界各国から集めた貴重

　なアンティークな調度品の数々がずらりと並びまるで美術館。客室はわずか39室で全てのお部屋がスィートルーム仕様。基本の

　お部屋「サイアムスィート」。各客室にはそれぞれテーマがあって、少しずつ調度品などが異なります。また、バンコクでは初の

　プール付きのヴィラや、わずか一棟しかないジムトンプソンの邸宅を移築し客室とした貴重なお部屋などもあります。素敵なホテル

　の条件としては、もちろん食事も美味しくなければだめ！シャングリラやオリエンタルなど、有名ホテルで経験を積んできた料理長

　が作るタイ料理は、トムヤムクンやソムタムなどベーシックのタイ料理はもちろんの事、母から受け継いだ味をベースに、目にも美

　しい飾り付けのコースメニューなど引き出しは沢山。チャオプラヤ川に面したレストラン「Cohn Bistro」では、なんとも雰囲気の

　ある伝統的なタイ家屋で本格的なタイ料理を、クラッシッカルな雰囲気の「Deco」では朝食が楽しめます。朝食はウエスタンな食事

　からアジアンの料理の他、ヘルシーメニューなどもご用意。メニューにないスペシャルなオーダーもバトラーにお願いすれば、

　可能な限りリクエストに応じてくれます。泊まる、食べる、とここまで完璧なホテル。あと残すところは癒し。ホテルで癒しと言え

　ばやはりスパ。ホテルの「Opium Spa」は、2015年「コンデナスト・トラベラー」の「世界のベスト・シティスパ」にも選ばれて

　いる指折りのスパ。オーストラリアから取り寄せたオーガニックブランド「Sodashi」のプロダクトが使われていて、バンコクの数

　あるスパの中でも、この製品を取り扱っているのはここのスパだけ。お薦めは肘や腕など色々な部位を使って凝りをほぐしていく

　「ムエタイマッサージ」。贅沢すぎる広さのスパでは、ゆっくりとまどろみなが極上のスパが楽しめます。ホテルは閑静な

　ドゥシット地区に位置するので、ヴィマンメーク宮殿や王宮などを散策するにも好立地。ホテルの滞在とあわせて、たまには周辺を

　のんびりと散策するのもいいのかもしれません。この機会にビル・ベンスリーの手腕が際立つ憧れのホテルで素敵な滞在を！